クロジ クロジ クロジ・・・くろじ続きで3月決算も無事終了
2005年 第6回定例観察会
3月と言えば確定申告と決算の季節。みんな黒字だ、赤字だと敏感なわけだが、今日はクロジ続きでみんなホクホク。もっとも、毎日クロジがやってきて、今やクロジ御殿にお住まいのS賀さんの連続クロジ記録には及ばないが・・・。
今年の様子ではもっと寒いかと思われたが、穏やかな比較的暖かい日だ。駐車場につくとキセキレイの元気な声がそこかしこからする。いつものお土産屋に今年も繁殖するのだろうか、と参加者は昨年の巣作りの様子を思い出しながら観察していた。鳥の渡りも遅いという話なので、ミソサザイもちょっと早いかもしれないと心配したが、橋を渡るとすぐ鳴き出し、いとも簡単に歓迎を受けとりあえずご機嫌。さらに、進んで滝のそばにくると、黒い影が横切る。今度はクロジだ。それも2,3羽いる。谷の斜面を移動しながら餌をあさっているようだ。絶えず物陰を移動しているので、スコープにとらえるのは結構難しい。普段クロジに会う機会は少ないためばかりでなく、なぜか参加者一同いつもよりご機嫌だ。どうやら、「クロジ」というその音に夢と希望をたくしているらしく、気持ちは「黒字」一色のようだ。「これで帰りに宝くじを買えば、ばっちりだ」という方もいたりして、なぜか日頃の苦労がこんなかたちで一体感を生んでいた・・・。帰路につくと、黒字、いや「クロジ」はざくざくと出てきた。谷のあっちにもこっちにもいるではないか。下界の庶民が赤字になるわけだ。
ミソサザイも負けじと大きな声をあげ、巣材のコケを口いっぱいに拾っていた。ああ、すばらしい。なんと満ち足りた日だろう。この時期の鳥達には躍動感があり、ホントに生命力を感じる。特に、ここでミソサザイの声を聞くと元気が出る。花粉症で辛いのに参加した方、きっといいことがありますよ。(zou3)
クロジの由来:クロジのジは、ホオジロの仲間をシトドと呼んだ古い鳥の名前の名残りとか。クロシトドを縮めてクロシ→クロジ。シトドは、鳴き声の「シッ」と鳥がなまったトット、「シッと鳴く鳥」の意味ということらしいです。
開 催:3月27日(日) 天候:晴れ 気温:並 風:弱
集 合:6:30 解散:8:50 観察時間:<7:00~8:40>
場 所:黒山三滝
参加者:11名
■結果■<14種>
アオジ カケス キセキレイ クロジ コゲラ シジュウカラ シロハラ ハシブトガラス ハシボソガラス ヒヨドリ ホオジロ ベニマシコ メジロ ミソサザイ